
顧客データ管理
印刷会社の営業マン S様
▼ご要望
各店舗にてポイントカードを発行し、定期的にセールを開催しているクライアントがいます。いつもセール案内の制作および、DM発送を請け負っていますが、DM発送後に戻りDMが大量にあり、なんとかならないかと担当者から相談をうけました。そこでいつもデータ入力をお願いしていた顧客BANKに相談し、顧客データの管理をお願いしました。
クライアントの要望は、新規会員情報の入力を月に1回行い、まとめてセール案内のDMを発送して欲しい。発送履歴はマスターデータへ更新、DMを送った際の戻りDMのフラグ立てを行い、住所変更の場合は、FAXにて連絡するので、随対応して欲しいとのご要望でした。

- 1.ヒアリング
- 現状の顧客管理の状況を伺い、実際にデータを見せていただきました。管理面はデータ、人の両側面からお話を伺いました。
- 2.お見積り
- ヒアリング内容を元に、見積書と管理項目を提出。posから取り出した購買データの一部も反映させることをご提案、採用いただきました。その後、正式発注。
- 3. データのご入稿
- 最新の顧客データをご入稿いただきました。
- 4.データクリーニング
- 顧客BANKスタッフにてデータクリーニングを行い、クリーニングの結果をご報告。(最終件数および、クリーニング状況)
- 5.顧客マスターデータの管理開始
- 最新の顧客データをマスターデータとして、顧客BANKの個人情報管理サーバに保管し、運用を開始します。
・新規会員データの入力
・DM戻り分の会員データ削除
・住所変更処理
・重複チェック
・DM発送用の抽出作業
・DM発送用のデータ納品
※弊社専用サーバ内のSSL領域からのダウンロードによる納品となります。読取りパスワード、解凍パスワード、ブラウザの認証パスワードなどを設定し、データの保護に努めます。パスワードは定期的に変更します。
- 6.報告
- 毎月の管理内容(新規入力、削除、変更)を報告書にて納品。
- 7.お支払い
- お支払方法につきましては、当社規定(別途、発注書記載)によります。

- 顧客データをクリーニングすることで、総件数が2/3になり、DM郵送費を大幅に抑えることが出来ました。また、購買データを加えたことで、顧客分類ごとに割引対象商品を設定することも出来ました。商品は季節商品も多いため、定期的に購買状況を分析し、商品の仕入れを確実に行うことで、在庫の無駄を省くことも出来ました。
顧客データの管理が煩雑だった時はposの売上げだけを見て、勘で何が売れているかで仕入れを判断していましたが、実際のデータで顧客の動向を把握することで、思わぬ発見がありました。また、正確な数値を定期的に把握することで、安定した経営に繋がります。
通常スーパーのチラシを請け負っている印刷会社さんでも、このような案件に繋がることにより業務の幅が広がり、より、クライアント企業様の信頼も得ることができます。




どういった経緯で
顧客BANKへ依頼しましたか?
いつもは入力業務のみをお願いしていました。パンチベリファイによる2度入力+目視チェックにより、正確な作業をしていただいていたので、今回の顧客データの管理も安心してお願いすることができました。月額固定でお願いすることで、通常の会員データの入力費用も若干お値打ちになり、助かっています。
ご利用されて如何でしたか?
クライアント様からの感想です。新規会員データの取り纏めをして入会用紙を顧客BANKへ発送するだけで、すぐに最新の顧客情報に反映されることが一番助かるそうです。以前は、入会者のデータがリストに無かったり、住所の変更ができておらず無駄なDMを大量に送ってクレームをいただくこともしばしば。データを整理することで、重複の発送がなくなり、DMの郵送料金が減ったことも経費削減に繋がりました。また、本社の事務が効率化された事もメリットです。と喜んでいただいております。定期的にご依頼いただくRFM分析を基に、店長会議で販促につながる戦略を立てることもできるようになったそうです。今後は顧客データを使って新たな販促提案もお願いしていただけるそうです。
